せっかくの一枚だから、いつもと違う景色のなかで残したい。
そう考えて日光を候補に挙げる方、多いんです。
ただ調べ始めると、どこで撮れるのかが意外と分かりません。
日光は場所ごとに撮影のルールが違うエリアでもあります。こ
の記事では、実際に撮影してきた6つのロケーションと、季節ごとの表情、当日の段取りを整理しました。
日光でのフォトウェディングが向いている方
日光の良さは、ひとつの街のなかで景色がまるごと切り替わることです。
市街地には歴史ある建物が残り、いろは坂を上れば標高1,269メートルの中禅寺湖、その先には湿原が広がります。
市街と湖畔では年間の平均気温が5度ほど違い、紅葉の見頃も2〜3週間ずれるんです。
アクセスも思われているほど遠くありません。
浅草から東武の特急でおよそ1時間50分、新宿からのJR・東武直通特急でも2時間弱です。
私たちは大田区蒲田のスタジオから出張で伺うので、打ち合わせなどは都内で済ませられます。
撮影実績のあるロケーション6選
1. 日光田母沢御用邸記念公園
大正天皇のご静養先だった建物が、国の重要文化財として残されています。
畳と障子、庭園の緑という組み合わせで、白無垢や色打掛がよく映えます。
記念撮影での利用は、休園日(原則として火曜日)に有償で受け付けるという案内です。
撮影申請は別途必要ですので、日程が決まりましたらこちらで申請をさせて頂きます。
申請費用は室内とお庭で約5,000円になります。
*変更される場合もございますので、お問い合わせ時にご確認ください。



2. 中禅寺湖
湖越しに男体山が立つ、日光でいちばん分かりやすい絶景です。
夏でも日中25度前後、朝晩は15度を下回る日があります。
8月の撮影でも羽織るものを1枚お持ちいただくと安心です。
紅葉の見頃は10月中旬から下旬にかけて。
中禅寺湖の脇に立つ、イタリア大使館別荘記念公園でも撮影は可能です。
別途申請と入場料がかかりますので、ご希望の方はおっしゃってください。




3. 戦場ヶ原
ラムサール条約に登録された湿原で、木道が整備されています。
9月下旬から10月上旬は一面が金色に染まる草紅葉、10月中旬からは周囲の木々が色づく頃合いです。
木道の外には出られず、駐車場から撮影ポイントまでは歩きます。



4. 日光植物園(東京大学大学院理学系研究科附属植物園 日光分園)
大学の研究施設で、一般公開は4月15日から11月30日まで。
月曜日は閉園(祝日の場合は翌日)で、12月から4月中旬は公開されていません。
冬の前撮りをお考えの方は、この点だけ先に頭に入れておいてください。
事前に撮影の相談・申請を行いますので、ご希望の方はあらかじめおっしゃって頂ければ確認させて頂きます。
入場料が人数分、実費で必要になります。*500円/大人1名



5. 日光だいや川公園
大谷川沿いに広がる県営の公園です。
いろは坂を上らずに済むので、渋滞を避けたい日や、ご両親・お子さま連れでの撮影に向いています。
日光でお支度する場所からも車ですぐの場所ですので、渋滞等の影響も少なく一日のスケジュールが立てやすい場所です。
事前に撮影申請が必要になり、申請料金は660円になります。
最新の空き状況や申請費用などはお問い合わせいただけましたら確認させていただきます。
6. 日光山 中禅寺(立木観音)
中禅寺湖畔に建つ、坂東三十三観音の第18番札所です。
納経の受付時間は4月から10月が8時から17時、11月は16時までと季節で動きます。
この時間を軸に前後を組むと無理がありません。
事前に撮影申請が必要で、申請費用としては半日10,000円、1日20,000円になります。
なお、日光東照宮と神橋は、それぞれ神前挙式を挙げられた方に限って撮影を受け付ける案内になっています。
「日光=東照宮」のイメージでご相談いただくことも多いのですが、一般の前撮りでは撮影できません。




季節ごとの表情と、日程の決め方
春は4月下旬から5月。
市街地の桜が終わったあとに奥日光が芽吹き、新緑と残雪の男体山が同じ画角に入ります。
夏は7月から8月。都内が35度を超える日でも湖畔は25度前後で、真夏の和装でも消耗が少なくて済むのが利点です。
日光でのフォトウェディングは、秋のご相談がいちばん集中します。
奥日光の見頃が10月中旬から下旬、市街地はそこから2〜3週間遅れる順番です。
「紅葉で撮りたい」とだけ決めて日程を後回しにすると、いい週末から埋まっていきます。
10月をお考えなら、夏のあいだに候補日を2つ3つ出しておくと動きやすくなります。
冬は12月から3月。植物園が閉まり、奥日光は雪と凍結で足元の条件が厳しくなります。
市街地側で組むか、季節をずらすかのご相談になります。
当日の段取り。いろは坂の混雑をどう避けるか
奥日光で撮ると決めたら、いちばん気をつけたいのが渋滞です。
紅葉期の土日は朝8時ごろから列ができ始め、9時を過ぎると麓のインター付近から動かなくなることがあります。
午後2時から3時は、上りに3時間以上かかった例も報告されています。
対策はふたつ。
朝7時までに第二いろは坂の入口を通過してしまうか、前泊して現地から出発するかです。
ヘアメイクと着付けの時間を逆算すると、早朝スタートは現実的に前泊とセットになります。
紅葉期の宿は早くから埋まるので、日程が決まった段階で先に押さえておくと安心です。
いろは坂を使わない日光だいや川公園や田母沢御用邸なら、この心配はほぼなくなります。
遠方ロケーションで、みなさまが不安に感じること
雨が降ったら
日光市街が雨でも奥日光は晴れている、という日が実際にあります。
撮影2日前の天気予報をベースに延期か決行か判断しますが、雨天延期の場合でも別途料金なく可能です。
ただ遠方この日以外は難しいという場合は、あらかじめ田母沢御用邸に申請しておき、室内でも撮影できるように準備しておくことをおすすめ致します。
全く何も撮れないということがなくなり、天気を見つつその日にスケジュールを組み直すことが可能になります。
着替えはどこで
使える場所はロケーションごとに変わりますので、まずはご希望の撮影場所を教えてください。
費用について
撮影料に出張費が加わります。
宿泊を挟む場合はその分も含め、事前に全体像をお出しします。
データはいつ届くか。
データは約1ヶ月以内に納品させて頂きます。
お急ぎの場合は、オプションでクイック納品がございますのでご検討ください。
よくあるご質問
日帰りでも撮れますか
市街地側のロケーションなら日帰りで組めます。
奥日光まで上がる場合は、朝の時間を確保するために前泊をおすすめすることが多いです。
両親も一緒に行けますか
ご一緒いただけます。
歩く距離の短い場所を選ぶなど、当日の組み立てでご相談ください。
押さえておきたい点
- 撮影実績のある6ヶ所から選ぶのが確実です(田母沢御用邸/中禅寺湖/戦場ヶ原/日光植物園/日光だいや川公園/中禅寺 立木観音)
- 東照宮・神橋は一般の前撮りでは撮影できません
- 奥日光の紅葉は10月中旬〜下旬、市街地はそこから2〜3週間遅れます
- 日光植物園の一般公開は4月15日〜11月30日、月曜休園です
- 奥日光で撮るなら、朝7時までのいろは坂通過か前泊を前提に
- 湖畔は市街より平均5度ほど低いので、季節を問わず羽織るものを1枚
日光でのフォトウェディングをお考えでしたら、まずは「どの季節に、どんな一枚を残したいか」だけ聞かせてください。
そこから、無理のない日程と行き先を一緒に考えます。大田区蒲田のスタジオでも、オンラインでもご相談を承ります。