ロケーション撮影の流れ|出張前撮り、当日までに決めること

軽井沢や日光でのロケーション撮影を考えはじめたものの、何から決めればいいのか分からない。

そんなご相談、本当によくいただきます。

スタジオでの撮影と違って、遠方のロケーション撮影は移動も天候も絡んできますから、迷うのは自然なことなんです。

この記事では、お問い合わせから撮影当日までの流れを順番に整理しました。

いつ何を決めておくと当日をゆったり過ごせるのか、具体的にご案内します。

昭和記念公園でのフォトウェディング出張撮影
木陰に座る新郎新婦

1. まず行き先を決める。軽井沢と日光、迷ったときの考え方

最初に決めていただきたいのが行き先です。

どこで撮るのか決めるのが難しい場合は、どんな写真や動画を残したいのかから決めて、そこに合う場所はどこかというところから決めていくと良いと思います。

軽井沢は、東京駅から北陸新幹線「あさま」で約1時間20分。

「かがやき」は軽井沢駅に停車しないので、時刻表を見るときはご注意ください。

標高はおよそ1000m、夏の平均気温は都内より7℃ほど低いといわれる高原の気候です。

真夏でも汗だくにならずに撮影できるのは、避暑地ならではの利点。

当スタジオで実績があるのは、塩沢湖のほとりに広がる軽井沢タリアセン。

少し足をのばせば、小諸市の懐古園や、北軽井沢(群馬県吾妻郡長野原町)の浅間牧場といった選択肢もあります。

日光は、浅草から東武特急で東武日光駅まで約1時間50分。

世界遺産の街として知られていますが、撮影で人気が高いのはむしろ自然と洋館のエリアです。

田母沢御用邸、中禅寺湖、戦場ヶ原、日光植物園、日光だいや川公園、日光山中禅寺(立木観音)。

中禅寺湖は標高1269mと高く、東武日光駅からいろは坂を越えるバスで45〜50分ほどかかります。

同じ「日光」でも、駅前と奥日光では移動時間も気温もまるで違うということは、頭に入れておくと計画が立てやすくなります。

新郎新婦のお二人であれば、こちらの車に同乗して移動していただけます。

お車でお越しの場合は、お車で各自移動いただいても大丈夫なので、ご都合の良い方法で移動できればと思います。

2. 予約から当日までの流れ。逆算で考える

おおまかには、次の順番で進んでいきます。

  1. お問い合わせ・ご相談(希望の時期、行き先、人数をお伝えいただく)
  2. 日程と行き先の確定
  3. 衣装のお打ち合わせ(ドレス・タキシードは提携ドレスショップのご紹介させていただきます)
  4. 当日のスケジュール確定(移動、ヘアメイク、撮影開始時刻)
  5. 撮影当日
  6. データのお渡し(1ヶ月以内に全データ編集後ダウンロードリンクを送らせて頂きます)

逆算のコツは、日程を先に押さえてしまうことです。

行き先や衣装は後からでも動かせますが、日にちだけは動かせません。

特に観光のハイシーズンと重なる時期は、撮影の枠だけでなく、新幹線の指定席や宿の空きも取りにくくなります。

「秋に軽井沢で」とお考えなら、夏のうちにご相談いただくくらいのペースが安心です。

昭和記念公園での前撮り出張撮影
木陰の中に立つ新婦

3. 撮影当日の一日。移動と光の時間帯

遠方のロケーション撮影で、いちばん見落とされやすいのが移動時間です。

そのうえで考えたいのが光です。

写真がいちばんきれいに写るのは、朝のやわらかい光と、夕方の斜めから差す光の時間帯。

逆に真昼は太陽が真上にきて、顔に濃い影が落ちやすくなります。

「朝いちばんの新幹線で向かって、午前中の光で撮る」という組み立てにすると、余裕も生まれて表情もほぐれます。

また、ヘアメイクをどこで行うかで、当日の動き方は大きく変わります。

撮影したいイメージをお伺いして、撮影時間を決めるときに、ヘアメイクの場所のご案内やご提案をさせていただきます。

4. 持ち物と服装。遠方だからこそ効いてくるもの

当日、あって助かったという声が多いものを挙げておきます。

  • 履き慣れたスニーカーやサンダル(移動用。撮影用の靴とは別に)
  • 羽織れるもの1枚 標高1000mを超えるエリアは、8月でも朝夕はひんやりします
  • 虫除けと日焼け止め 牧場や湖畔は緑が濃い分、虫も多めです
  • モバイルバッテリー 移動中の連絡や地図でよく減ります
  • 絆創膏 慣れない靴で歩くと足が痛くなることがあります
  • カイロ 秋冬の時期はかなり寒いです
  • 飲み物 場所によってはすぐに買い物ができない

草原などをずっとヒールの靴で歩くのは体力的にも、移動のしやすさ的にもおすすめはできませんので、普段から履き慣れている靴は絶対に持ってきた方が安心です。

5. 天候・お子さま連れ・宿泊。不安になりやすいところ

山あいの天気は変わりやすく、朝は霧が出ていたのに昼には晴れる、ということも珍しくありません。

逆もあります。

天候の判断や延期の扱いについては、撮影2日前の天気予報をベースに延期か決行か判断しますが、雨天延期の場合でも別途料金なく可能です。

小さなお子さまと一緒に行かれる場合は、移動そのものが体力を使います。

撮影をお子さんの昼寝などのタイミングとあわせて期限が良いときに集中させると比較的スムーズに撮影できるかと思います。

撮影中も無理に撮らずに、ゆっくり休みつつ進めていきます。

また、ご両親やご兄弟など、お子さんを見てくれる大人を1名ご一緒頂ければより安心かと思います。

遠方からの移動や前泊が必要かどうかも、早めに決めておきたいところです。

撮影したいイメージから逆算して、前泊が必要なのかどうかアドバイスもさせて頂きますので、お気軽にご相談ください。

よくあるご質問

Q. 撮影スポットは自分たちで決めるものですか
ご希望があればもちろん伺いますし、迷われている場合はご相談のうえで一緒に決めていきます。

ただし場所によって撮影の可否や申請のルールが異なりますので、そこは事前に確認したうえでご案内します。

Q. 1日で複数の場所を回れますか
場所の距離によりますが可能です。

軽井沢タリアセンと小諸の懐古園のように、市町村をまたぐ組み合わせは移動に時間がかかりますので、ご相談の上、スケジュールを組ませて頂きます。

Q. 撮影データはいつ受け取れますか
1ヶ月以内にお渡しさせて頂きます。

大体平均して14日間程度でお渡しできておりますが、もっと早くという方にはオプションでクイック納品もございますので、ご検討ください。

まとめ

  • 行き先を先に決めると、季節・衣装・スケジュールが自然に絞られます。
  • 日程だけは動かせないので、まず日にちを押さえるのが安心です。
  • 光がきれいなのは朝と夕方がおすすめ。真昼は影が強く出てしまいます。
  • 羽織りもの・虫除け・履き慣れた靴は、遠方ロケーションでとくに効いてきます
  • 天候や宿泊の扱いは、事前に確認しておくと当日あわてずにすみます

Studio Annieは大田区蒲田にある小さなスタジオですが、軽井沢や日光をはじめとした遠方のロケーション撮影にも出張しています。

行き先が決まっていない段階でも構いません。

「この季節にこんな雰囲気で撮りたい」というイメージだけ、まずはお聞かせください。